熊猫fanfanの『ぐ〜たら』 "元"駐在日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 帰任駐在者の精神的ダメージとは(その7)

<<   作成日時 : 2013/04/11 00:39   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

さて、いよいよ最後の議題。

我がだらだら長文愚痴書き殴りもそろそろ佳境に。



【6】駐在期間中、自分は日本の会社に居ない、と言う現実(デメリット)を直視すべし


これは、会社毎に違うんだろうが、現実問題として真剣に考える必要が有るぞい。

海外経験で一回り人間が大きくなる!(ルンルン♪)などという、プラス面ばっかり考えてると、帰任してからひでぇ目に遭いますぜ。
画像

あ、いや単なるルンルン繋がりで・・・

ハイ、今更ながら現実直視して、後悔します。

行かなきゃよかった、と涙がちょちょ切れます。

その時になって初めて自分の人生とその当時の自分の判断力の無さを恨む羽目になります。


まぁアレだ、簡単に言うと、

【人生経験のプラスとサラリーマン人生のプラスマイナスはまるっきり別物と考えるべし】

こいつぁ心に刻んでおいて欲しいモンです。

結局、海外で人生の貴重な経験をするのと引き換えに、本来日本のサラリーマン生活で得るべき貴重な成長過程を全て犠牲にしなければならない、ってこってす。

どっちも得られるなんて、虫のいい話などねぇっすよ。
それが長期になればなるほど、メリットは失せてデメリットだけが顕在化して、結局取り返しが出来ずに後悔する羽目になるわけだす。


正直、ヲイラも実際こんなに酷いとは思わなんだ。


日本に居ない間に、ある程度役職上がったとしても、本来日本で経験すべきその役職に見合った業務を経験してない訳ですよ。
いくら海外で苦労しようが、それはあくまでも海外でしか通用しないスキル。
要するに現地通貨と同じ。いくら稼いでも両替できなきゃ他国に行ったらクソの役にもたちません。

つうか(通貨繋がり?)、日本に戻たって関連する仕事させてもらえなきゃ、全くその経験は意味無し。
人生における駐在期間がまるっきり、まるまるまるっとムダって訳です。

で更にひでぇのが、日本に戻ったらその戻った時の役職に対する日本人として極普通のスキルや経験を当たり前のように要求される訳です。

日本に居なかったからとか、そんなの習ってねぇとかそんなの関係ねぇ♪
画像

とかは、まったく無味無臭無着色で無意味な無関係。


こんなんじゃ、どう考えても海外帰りは不利ですわ。ずーっと日本に居る同じ役職の人間と比べられたら、間違いなくレベル低いっていわれちゃいますよ。

当然だわ、そんな仕事してねぇモン。

海外飛ばされるのが決まった瞬間に、脱線ゲームの始まり確定って奴です。 そりゃねぇよな。



その会社にもよるんだろうが、そもそも役職とか職種に関係なく、海外帰りが冷遇される会社っつーはひでえもんだわ。

海の向こうを体験させられる可能性のある皆様は、きちんと状況把握しておいたほうが良いですぜ〜。

あ、アレか! 普通の会社はそれを持っても余りある手当てもらえるんか?そうなんかぁ?
うちの会社じゃありえんな。
せめてよ〜30代丸々大陸に飛ばされるならば、戻ってきたら一軒屋建てられる位の手当て出せつーの。一軒屋どころか毎月の借家の家賃すら工面するのに必死だわ。クソッ!



まず持ってよ〜、海外の苛酷な環境で、雑用含め慣れない専門外の仕事でも何でもやらされ、仕事以外の私生活でも不便や我慢を強いられ、自分の貴重な人生の数年間を犠牲にした奴よりも、国内に残ってぬくぬくと、同じ仕事をただダラダラやりつつけてた奴らの方が、偉そうって、どうなん?
こちとらよ、飛ばされた直後の中国語なんてまだ全く話せなかった頃は、通訳もつけてもらえず、部下相手に日中辞書と英和和英辞書両方抱えながら朝礼で指示出してたんだぞ。この苦労がわかるかっつーの。

そりゃず〜っと同じ仕事10年もやってりゃ、周りよりは業務に詳しくなって当たり前だがな。
が、そんなんで『俺は何でも知ってるからお前より偉いんだ』 的態度ってどうなん?(でもお前それしか知らんやろ)
しかも同じ上司と長年一緒にやってりゃ、今の仕事の仕方は当然把握で来てるし、上司の信頼はあるし、指示されんでも動けるし、上司の好みそうな資料やら報告作りはお手のもんだしな。仕事なんて毎回同じことの繰り返しだしよ。

当然の如く後から途中で戻ってきたような、訳のわからん余計な(つうか居なくてもいい余分な)奴よりは、絶対に重宝がられるわな。
戻ってきたら浦島太郎で、知ってる人も少なくなって、会社の事情もわからんような奴が、アクティブに偉そうに、周りとへらへらしながらしたり顔で仕事できるかよ!

とにかく中国帰りつうだけで差別ばっかで、何かう言うたびに”所詮中国は”的な視線に、おとなしくじっと耐えなきゃならん毎日っすよ。 悔しくて腹立つわ。


今の世の中、いろいろ経験積んでマルチに情報知ってる広く浅く人間よりは、上司が好む情報をピンポイントで把握している狭い領域の専門分野に詳しい人間、の方が上司に評価されるのな。
仕事が専門化しすぎてきて、求められる能力、つうか上司が要求する部下の能力が変わってきちまったな。
無駄に広い知識よりは、上司が(更にその上司に説明するために)要求する、幅が狭くても詳細な情報!

少なくとも、うちの会社は ♪それがぁ〜 いちばん 大事ぃ〜♪
画像


こうゆう所も、今の日本のものづくりが崩壊寸前な理由だと思われ。
だからサムソンにホイホイ引き抜かれて、そのピンポイント情報吸い取られたら、契約切れる1年でポイ!なんつうリストラ大手電機業界人が多いんだよ。




更には!

同じ中国駐在経験者なのに、海外では何の役にも立たず周囲から(つうか他の会社からまでも)迷惑がられて早く日本に返してくれと苦情が入り、ついには無能なのがバレてお偉らさんたちの怒りを買った挙句、恥ずかしくて海外に置いておけん!と、たった1年3ヶ月で駐在から引き戻されたような奴が、逆に早めに帰任した利点を生かし、戻ってから同じ仕事ずーっとやってるおかげで、上司のご機嫌取りとへらへら都合のいい報告をするだけで重宝がられて、その5倍以上もの長い期間中国という環境に耐え続けて現地の会社を必死で大きくして来た人間よりも評価されるって、一体どんな会社よ。

・・・
・・・
・・・

ん?なんか海外駐在がどうのこうのよりも、どこかの会社がアホだけのような気がして来た・・・

悲しすぎる。



世の中間違ってね?

あ、間違ってるのはどっかの会社だけの事か??



ま、いずれにしても

いろいろ書きなぐったけど、結局その会社次第ですわな。
皆さんも安易に駐在okせずに、強引にでも考える時間要求した方が良いですぜ。
俺なんかは、検討の余地無しで、『決まったから』 の一言で済まされて、ショックの余りピクリとも反応も出来なかったけどな。

さぁ、これからこの衝撃の一言を投げかけられる予備軍の皆様、業務命令とは言え、一方的な押し付けには十分ご注意を。

仮に、喜んで自ら進んで二つ返事で駐在を大歓迎するような、女王様にビシビシされるのが大好きな相当そっち系な人でも、とりあえずは 『ハイ』 の一言だけは保留して、一旦冷静に考えような。
そのぐらいの時間は要求すべきだって。

で、その間にいろいろ知恵つけて、仮にそのまま吹っ飛ばされるにしても、ほんのちょっとでも条件の明文化と処遇の譲歩引き出しは頑張るべきだと思いまっせ〜。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
帰任駐在者の精神的ダメージとは(その7) 熊猫fanfanの『ぐ〜たら』 "元"駐在日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる